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論文

Phonon dispersion relations of premartensitic $$beta$$$$_{1}$$-phase in AuZn alloys

牧田 知子*; 永澤 耿*; 森井 幸生; 皆川 宣明; 大野 英雄

Physica B; Condensed Matter, 213-214, p.430 - 432, 1995/00

 被引用回数:16 パーセンタイル:68.01(Physics, Condensed Matter)

AuZn合金は融点直下から広範囲の温度領域にわたってCsCl型規則構造(B$$_{2}$$構造)であり、これを冷却すると液体窒素温度付近、またはそれ以下の温度でマルテンサイト変態することが知られている。しかしこの合金に関する研究は少なく、マルテンサイト変態機構は勿論、マルテンサイトの結晶構造も明らかではない。これらの問題の解明は、$$beta$$相合金に生じるマルテンサイト変態の性質を統一的に理解するための基礎として重要である。この見地から、放射光及び中性子を用いて研究を行っているが、本研究では、プレマルテンサイト状態のフォノン分散、特に[110]TA$$_{1}$$フォノン分散の温度変化及びマルテンサイトの結晶構造に関する研究を行い、変態機構について議論した。

論文

Phase transitions and superconductivity of Sr-substituted La$$_{2-x}$$Ba$$_{x}$$CuO$$_{4}$$(x=0.125)

片野 進; 上田 寛*; 林 昭彦*; 毛利 信男*

Physica B; Condensed Matter, 213-214, p.81 - 83, 1995/00

 被引用回数:2 パーセンタイル:18.64(Physics, Condensed Matter)

Srを置換したLa$$_{2-x}$$Ba$$_{x}$$CuO$$_{4}$$(x=0.125)の構造相転移と超電導の相関を調べるため、中性子回折実験と帯磁率の測定を行った。この結果、低温での結晶構造はSr置換とともに急激に正方晶から斜方晶へと変化することがわかった。この変化にともなって、超電導転移温度が急激に増大する。本研究によって結晶構造と超電導の強い相関がより明確になった。構造変化の中では、特に銅と頂点酸素のボンド長が大きく減少することがわかった。

論文

Crystal and magnetic structure of stoichiometric YFe$$_{2}$$O$$_{4}$$

片野 進; 松本 武彦*; 舩橋 達; 飯田 潤二*; 田中 翠*; J.W.Cable*

Physica B; Condensed Matter, 213-214, p.218 - 220, 1995/00

 被引用回数:8 パーセンタイル:48.97(Physics, Condensed Matter)

化学量論組成のYFe$$_{2}$$O$$_{4}$$粉末試料の結晶構造と磁性を室温と225K、80Kで調べた。結晶構造に関して、室温のデータは六方晶R(-)3で、又、225Kのデータは三斜晶P(-)1で解析することができた。しかし80Kのデータは、三斜晶系でも全く解析できず、より複雑な構造であることが示唆される。一方、磁気散乱強度は偏極中性子解析法によって、結晶構造による散乱と分離して求めた。磁気構造も非常に複雑で、簡単な指数では解析することができなかった。

論文

Neutron reflectometer (C3-1-2) at the JRR-3M reactor at JAERI

海老沢 徹*; 田崎 誠司*; 大竹 淑恵*; 船橋 晴彦*; 曽山 和彦; 鳥飼 直也*; 松下 裕秀*

Physica B; Condensed Matter, 213-214, p.901 - 903, 1995/00

 被引用回数:37 パーセンタイル:86.05(Physics, Condensed Matter)

JRR-3の冷中性子導管(C3-1-2)に設置された中性子反射計の特性及び応用について報告する。中性子反射計は、鏡面化した試料の表面で中性子を全反射させ、中性子反射率の遷移運動量依存性を測定することにより、試料表面に垂直方向の原子配列についてナノメータ領域で情報が得られる装置である。本装置の特長は、入射中性子波長が12.6$AA$であることから、大きな入射角での測定が可能で、低い遷移運動量領域での研究及びオフ・スペキュラーな現象に関する研究に有利である。本装置における試料は、垂直方向に設置される。本報告では、本装置を用いたV/Ti多層膜及び高分子共重合体の研究例についても述べる。

論文

Transmission characteristics of a supermirror bender

曽山 和彦; 鈴木 正年; 古平 恒夫; 海老沢 徹*; 川端 祐司*; 田崎 誠司*

Physica B; Condensed Matter, 213-214, p.951 - 953, 1995/00

 被引用回数:2 パーセンタイル:18.64(Physics, Condensed Matter)

スーパーミラー中性子ベンダーの試作及びその中性子透過特性測定を行った。設計仕様は、特性波長5$AA$、曲率半径1660mm、全長48.4mm、ビーム有効サイズは巾12mm高さ55mmである。本装置の構造は、シリコン基板の両面に蒸着したNi/Tiスーパーミラー20組を0.3mm間隔でスリット状に配列したものである。本装置は従来のニッケル鏡の2倍の臨界角を有するスーパーミラーを応用することにより曲率半径の極小化を、また、シリコン基板を用いることにより中性子透過率の向上を可能とした。中性子透過特性測定をJRR-3Mのビーム実験装置を用いて行った。その結果、特性波長5.2$AA$、ビーム偏向角1.6°、中性子透過率76%(12.6$AA)$を得た。また、これらの結果は、モンテカルロ法による設計計算と良い一致を示した。

論文

SANS study of segmental distribution of block copolymer chains confined in a microdomain space

小泉 智; 橋本 竹治*

Physica B; Condensed Matter, 213-214, p.703 - 706, 1995/00

 被引用回数:4 パーセンタイル:31.75(Physics, Condensed Matter)

ミクロドメイン構造中にパッキングされたブロックポリマーの分子形態を観察する場合、中性子小角散乱法と重水素化ラベル法を組み合せることによりコントラストマッチを実現するのが一般的である。このとき完全なコントラストマッチを実現した系であっても、ミクロドメインの形態の情報が分子形態を反映する散乱の中に含まれることを解析的に明らかにした。併せて、ポリスチレン-ポリブタジエンジブロックポリマーを用いてコントラストマッチ系を用意し、上に示した効果を中性子小角散乱実験で確認した。結果はラメラ状ミクロドメインの界面と垂直な方向の散乱には、ミクロドメイン中に局在化した分子形態を反映するゆらぎ間の粒子間干渉性のピークが見え、また散乱関数全体はあたかも分子の回転半径が小さくなったかのように観察され、これは、解析的結果と一致している。

論文

Neutron powder diffraction from nitrogenated YFe$$_{11}$$Mo, YFe$$_{9}$$Mo$$_{3}$$ and NdFe$$_{8}$$Co$$_{3}$$Ti

森井 幸生; H.Sun*; 藤井 博信*; 宮崎 靖之*; 赤山 稔*; 舩橋 達

Physica B; Condensed Matter, 213-214, p.291 - 293, 1995/00

 被引用回数:3 パーセンタイル:25.66(Physics, Condensed Matter)

有力な永久磁石材料の候補であるYFe$$_{11}$$MoとYFe$$_{9}$$Mo$$_{3}$$の窒化物について中性子回折実験を行った。その結果結晶構造は母材と同じThMn$$_{12}$$構造(空間群I4/mmm)をとり、Moはその8iサイトを主に占有し、少数は8fサイトにも位置すること、Nはほぼ100%2bサイトを占有すること、磁気モーメントの大きさはこれまで得られている磁化の大きさと整合する値であることが判明した。NdFe$$_{8}$$Co$$_{3}$$TiNについての同様の実験からTiは8iサイトに入るが、Coは8jと8fサイトに入ること、Nは2bサイトに入るものの50%しか占有できないことが判明した。磁化測定等から推論すると、2bサイトに多くのNを侵入させることが、特性の良い磁石材料を得る方法だと思われる。

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